トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

このブログでは10年近い海外生活の経験をもとに、英語(語学)学習のポイントや留学・海外生活に役立つ情報、子供のバイリンガル教育(子育て)についてなどを紹介していきます。 筆者sararaについて 外国語大学卒→複数回にわたる海外留学→英会話スクールでの勤務を経て翻訳業へ移行→国際結婚→海外生活10年以上(非英語圏も含む)。 読み書きを含むビジネス水準で3か国語を習得。 TOEICは910点。 日本と海外の両方で執筆業などをこなしつつ、 バイリンガルの子育てにも奮闘中です。 ジャンルは今後、随時追加予定

実際に試したバイリンガル教育の方法!子供の読み書き編 

我が家は国際結婚をしているため、必然的に子供へはバイリンガル教育を徹底しています。これからバイリンガル教育を考えている方の参考になればと、筆者が試した方法をまとめてみます。

ある意味特殊な環境なので、ひとつの例でしかありませんが、とくに「読み書き」に関してはほぼゼロの状態から始めたため、日本で勉強されている方にも参考になるかもしれません。

大変さゆえ諦めそうになったことも何度もありましたが、ようやく実りを感じてきている段階です。

汗と涙の結晶でもある(笑)実体験をまとめていきますので、気になる方はぜひご覧ください。

 

この記事で主に伝えたいことは後半に書いています

前半は主に状況説明なので、時間がない方は※マーク以降の後半部分(バイリンガル教育 第2のステップ)へ目次からジャンプしてください。

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バイリンガル育児の基本 

まず、子供が生まれた段階で言葉をどうするかということを家族で考えました。

バイリンガルにするのに一番良い方法は、親の母国語を教えることです。

父と母で母国語が違う場合は、それぞれの母国語を子供に話しかけているのが一番良いと、研究結果が出ているようです。

我が家もこの方法を採用しており、父は父の母国語(外国語1)で子どもに話しかけ、母である筆者は母国語の日本語で子供に話しかけることに決めました。

我が家の場合、英語(外国語2)が家庭の共通言語でもあります。

 

3つの言葉について書くのは分かりにくいので便宜上、今回は日本語⇔外国語1のふたつについての習得具合をまとめていきます。

英語⇔日本語に置き換えれば日英バイリンガルの場合でも同じだと思います。

 

読む方の状況に応じて、○○語に置き換えて読んでみてください。

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初期の段階のバイリンガル教育(話す聞くのみ)

子供は父親の母国で生まれ、幼児教育(未就学)に関しては父親の母国で受けています。

そのため、母国語の話す聞くについてはクリアしています。

 

この時点で問題となっていたのは日本語のほうです。

筆者は子供には100%日本語で話しかけていましたが、周りの環境に日本語はほぼゼロであったため、かなり苦しい状態でした。

筆者と話す言葉はなんとかという感じでしたが、外であった出来事を私にうまく伝えられない、そんな雰囲気をひしひしと感じましたね。

 

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1つの言語で話すことを徹底

筆者も外国語1は普通に使えるため、どうしてものときは外国語の単語を言ってもらいますが、できる限り日本語で言うように徹底していました。

 

日本語で言えなかったことは、私が日本語に直した言葉を教え、もう一度言い直してもらいます。

小さい時からそうなので、今思うと鬼のようですが(笑)、本当に強い意志がないとバイリンガルになんてできないと思いました。

文中に外国語を混ぜて話すのはNGです。完璧に日本語で言えるように徹底しています。

 

言語環境を少しでも増やす

2歳頃からは日本のアニメ映画などを入手してパソコンで見せるなど、少しでも日本語環境を作るよう必死でした。

 

我が家の場合、3歳頃の言葉数が増える頃が伸び時でした。

ちょうどこの頃に日本へ一時帰国もしており、数週間の滞在でしたが、かなりの日本語を吸収していました。

 

未就学の頃なのでまだ早いとは思いましたが、一時帰国時に日本語の絵本、ひらがな・カタカナのおもちゃ、漢字の本などを買い込んできます。

絵本を一緒に読むなどももちろんしましたが、一番効いたのは音を押すとひらがなをしゃべるおもちゃでした。

その甲斐あり、5歳くらいの時点で、外国にいながら日本語の簡単な絵本程度なら読めるようになっています。(書くことまではできません)

日本語も、日本在住の子には劣りますが、日本人とも問題なくコミュニケーションはとれていました。

 

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※ここから状況が一転します※

数年の日本行きが決まります。

今度は環境が変わり、日本で日本語や他教科を勉強しながら、家庭で外国語1を教えることになります。

この時点で外国語1については、読み書きはほぼできない状態(ゼロです)

多忙な父親に代わって、ネイティブではない筆者がほとんどの読み書きを教えることに・・・

 

ここからは、日本で日本の学校に通いながら、家では別の外国語を学ぶ方法にフォーカスしていきます。

これについては本当に苦労しましたが、だからこそ日本で英語などの外国語を子供に教えたい方、勉強している方にも、一読していただきたい内容です。

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バイリンガル育児の第2ステップ!(読み書き編)

さて、外国語1の読み書きがほぼゼロ状態の子供に、日本にいてどう読み書きを教えるのか・・・

父親との会話程度はあるものの、たとえ幼稚園児レベルの会話であっても特に支障がないため、会話力・語彙力もどんどん衰えていきます。

 

逆に日本語はというと、外でどんどん吸収してくるため、最初はかなり出遅れていましたが、次第に同年代の日本人とほぼ差がなくなり、年相応の会話ができるようになっていきます。

Youtubeの導入

最初は、小さい子にデジタルコンテンツを許可することに抵抗があった筆者ですが、このままではいけないと、「外国語1を使った動画のみ」に限定し、Youtubeを許可しました。

 筆者のアカウントを利用して、使用時間、動画の内容をチェックして管理しています。

 

我が家の場合は

●外国語1を使った動画

●アニメーション

に限り許可しており、その他のものを見た履歴が残れば、端末自体が使えなくなるというルールにしています。

 

テレビ放送の代わりとしてYoutubeを取り入れて、家庭での自由時間に外国語1を吸収する環境を作ります。

 

キッズモードなどを利用してデジタル端末の時間制限は設けていますが、これで現地のテレビを見ているのと同じような環境ができます。 

 

年齢に合ったアニメを見せたことで、「年相応の言葉を吸収できている」と感じます。

 

また、なるべく字幕つきのものを見るようにも促しています。

 

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文字のリストを見せながらフォニックス&単語を覚える

読み書きゼロの子供に最初にしたのは、定番ですが、リストを見ながら文字を覚えさせることです。

ただやみくもに覚えるだけではなく、文字と発音が一致していないといけません(フォニックス

 

大人になってから外国語1を習得した筆者の発音は完璧とはいえないため、音の出るweb辞書などを適宜活用しています。

 

 

筆者はweblio辞書をよく利用しているのですが、 スピーカーマークを押すと実際の発音を聞くことができます。

Sを覚えるときに、ただSとひたすら書いて覚えるのではなく、ship(船)などのの簡単な単語と一緒に覚えます(写真や絵の入ったカードなども利用)。

そして、発音や口の形も同時に覚えることで、ほかのSを含む単語を覚えるときに応用が効きます。

 

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例文集を覚える→自分の力で作文へ

単語のみをある程度かけるようになってきたら、次は文章へとステップアップします。

まず、文字の使い方が全く分かっていないため、子供用の書き取り用の本など、「例文集」を使いました。

子供が意味を理解できる簡単な文章を選んで、最初のうちはひたすら覚えます。

適宜文法的な説明も挟みましたが、2~5文程度覚えることを毎日続けます。

しっかりと頭の中に入っているかのテストも毎日続けていきます。

最初のころはとても大変ですが、子供の頭は柔らかいのでそのうち覚えられるようになってきます。

 

そして、ある程度力が付いてきたかな?と思うタイミングで作文を導入します。

日本語に直すと「今日はハンバーグを食べました。美味しかったです」とか、「学校に行って勉強しました。」など、本当に簡単な、子供の日常に関する内容から始めました。

 

できないところは必ず直し、その直した文章を覚えてもらいます。

この繰り返しです。

 

作文がどれだけできるかで、子供の今の読み書きの力を知ることができます。

 

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コツコツと本の音読

読み書きを教えるうちに、「読めないと書けない」ということにも気づきました。

上記の方法と同時進行で、毎日少しずつ本の音読も一緒にしていきました。

 

単語数の少ないごくごく簡単な本から入り、自信をつけてから徐々にレベルを上げていきます。

筆者はネイティブに比べると多少不自然な発音だと思いますが、それでも一緒に読まないよりは読んだ方が断然良かったです。(そうでないと全く進まないです(笑))

他言語に比べてたくさんの教材が出ている英語であれば、CD付きの絵本やYoutubeの力も借りられると思います。

 

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ディクテーションを取り入れる(アプリを利用)

読み書きの勉強をさせる上で、外せない方法のひとつにディクテーションがあります。

日本語でいうと「書き取り」で、聞いた言葉を正しいスペルで書きとれるかどうかチェックする方法です。

 

数ある方法のなかでも、正しい書き方を覚える上でかなり効果があると感じています。

ディクテーションの○つけまで自分ですることで、だんだんと文字のルールを覚えることができます。

 

筆者が読んで書きとらせることもできますが、

するからには正確な発音で覚えてもらいたいため、スマートフォンのアプリを利用しました。

 

現在アプリは本当にたくさん出ているので、ほとんどの言語でディクテーションは可能だと思います。

 

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毎日コツコツ続けることが、外国語学習の鍵

上記の方法を全部毎日するのは大変なので、2つくらいを組み合わせながら、ほぼ毎日続けています。

親子でするものは毎日30分くらい、忙しいときはたとえ10分だとしても、必ず一緒にするようにしています。

我が家の場合は基本日曜はお休みに設定していますが、お出かけの日やどうしても別の用事があるときはその日を休みにして、その分日曜にまわすようにしています。

 

かたくなにルールを守ることにするとすると疲れてしまうため、臨機応変に、ただ、基本は毎日こなすこととざっくりと決めて取り組んでいます。

筆者が忙しい日、体調が悪いときは、子供に自習のみをさせたり、

子供がどうしてもできなさそうなときは、「今日はナシにして明日今日のぶんも頑張ろうか?」などと声をかけています。

 

最初は嫌がっていた子供ですが、今では「必ずすること」として認識してくれているようです。

 

1年目はとくに、想像を超えた大変さがありましたが、本をすらすら読んだり、手紙を書けるようになった子供を見ると、あきらめなくて良かったと思えてきます。

 

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デジタル化された現代は、日本でも外国語が学べる!ポイントはあきらめないこと

我が家の場合、日本の学校で、日本の子と同じように日本語の読み書きも学んでいます。

 

いつ環境が変わってもよいように、これからも最低2ヶ国語は確実に、日本にいたら外国語を、海外にいたら日本語を、徹底的に教えていくことになりそうです。

 

バイリンガル教育のポイントは諦めないこと」

だと、周囲を見ていてもそう思います。

 

国際結婚していても、成長にともないひとつの言葉だけになる・・・といったケースもよく見聞きします。

両親のどちらかが外国人であっても、別の国に住む場合は努力しないと身に着きません。特に「読み書き」については、どれだけ努力したかも重要になります。

 

 逆にいうと、あきらめなければどんな環境でも、ある程度までは可能と言えます。

 

すぐに結果がついてこないこともよくありますが、大変でも諦めないこと、毎日続けることががキーポイントです。

たとえ毎日15分だとしても、1年続ければかなりの時間を割いたことになります。

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