トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

このブログでは10年近い海外生活の経験をもとに、英語(語学)学習のポイントや留学・海外生活に役立つ情報、子供のバイリンガル教育(子育て)についてなどを紹介していきます。 筆者sararaについて 外国語大学卒→複数回にわたる海外留学→英会話スクールでの勤務を経て翻訳業へ移行→国際結婚→海外生活10年以上(非英語圏も含む)。 読み書きを含むビジネス水準で3か国語を習得。 TOEICは910点。 日本と海外の両方で執筆業などをこなしつつ、 バイリンガルの子育てにも奮闘中です。 ジャンルは今後、随時追加予定

憧れの海外生活も実は大変!ホームシックになったときの対処法あれこれ

海外生活を続けると、ホームシックになることは本当によくあります。

筆者も長い海外生活の中で、ホームシックになったことは一度や二度ではありません。

渡航前は憧れる人も多い海外生活ですが、日本で取り上げられるのは極めて偏った華やかな情報ばかり。

筆者の場合では、期間の明確な留学中はあまりホームシックになりませんでした。

当時は日本にもきちんと生活基盤があり、いつでも帰ることができる状態だったためです。

本当の意味での海外生活は、結婚後の終わりのない海外生活。

長い海外生活を経て日本に来ている今だからこそ書ける、あまり取り上げられない海外生活の陰の側面と、ホームシックになったときの対処法をまとめて紹介します。

 

 

ホームシック

 

いつの段階でホームシックになる?

どんな国に行くにしても、最初の1年くらいはホームシックになっている暇もないです。日本とは環境が全く違いますので、環境の変化に必死についていき、ある程度落ち着くのが半年~1年くらいです。

 

だいたい2年目くらいから、ホームシックにかかる人が多いと感じました。

これは、日本から渡航前にイメージしていた海外生活と、実際の海外生活のギャップに気づき、そのギャップが埋められないために起こるホームシックだと思います。

どうしても最初は素敵な海外生活ばかりを思い浮かべてしまいますが、日本の生活と同じように、海外の生活にも大変な面はたくさんあります。

 

しかし、ギャップによる2年目ホームシックはまだまだ序の口です。

この後も常に大変な事が起こる海外生活。住まい、ライフライン関係、差別、医療、盗難など、国や人によって内容は様々ですが、自分の力ではとても解決できないような難題が起こります。

それに加えて、仕事や家庭、金銭的な理由などから、自分のしたいタイミングで日本に一時帰国することもできません。

筆者の経験や周りの話を総合して考えると、大変さを目の当たりにした直後に深刻なホームシックになるケースが多いと感じました。

 

家

 

海外でホームシックになったときの対処法

海外に長年住むことになった人は、そう簡単には環境を変えられるないケースがほとんどのことと思います。

留学や駐在など期間限定の場合でも、数年に及ぶ長期の場合はホームシックになりやすいです。

では、海外の地でホームシックにかかってしまったらどうすれば良いのでしょうか?

 

新しい人間関係を構築する→ポイントは複数のコミュニティを持つこと

 仕事関連・家族や親族など、ずっと同じ土地にいると、人間関係が狭くなってしまいがちです。

ホームシックになっているときは、心のどこかで寂しさを感じています。

今の人間関係だけに固執せず、初心に帰って新しい人間関係を築いてみましょう。

すべての人間関係が繋がっていると息苦しいため、複数のコミュニティを持つことがポイントです。

Aの集まり、Bの集まり、Cの集まりという具合に、いくつもの小さなグループがあれば、ひとつのグループの関係での出来事がそれほど気にならなくなります。

また、いろんな境遇の人と知り合うことで、周囲の人と自分を比べてしまうことも減ります。

 

さらに、海外に住んでいると、日本では出会えないような人と出会うことができます。

海外生活の中に「楽しい」『海外にいるからこその特権」と思えることがひとつでもあると、日本を求める気持ちが薄れてきます。

少し踏み出すだけで、日本にいたら決して出会えないような素敵な人と出会えますので、ホームシックになったときこそ、どんどん外へ気持ちを向けることをおすすめします。

 

日本での人間関係とは違い、海外での良い人間関係は=便利な生活へとつながることもあります。現状の不便さが少し改善されることも多いですので、ホームシックを感じているときこそ人とのつながりを大切にしてください。

友達

 

ここからはどのように人脈をつくればよいのか、実体験からの一例を書いてみます。

行く先々で会話をして人脈をつくる

普通に生活しているとそれだけでいろんな場所へでかけますよね。

生活用品を買うお店、携帯ショップ、レストラン、美容院、病院、銀行などなど・・・

こういった場所へ出かけたときに、ひょんなことから会話が弾むことがあります。

普段からちょっとした会話をしていると、「外国人」という特別感もあって案外覚えてもらいやすいです。

あまり深入りしすぎるのも禁物ですが、行く先々で顔見知りを作っておくと、その後につながることがあります。

普段から会話を大切にするようにしていれば、縁がある人とは親しくなれます。

 

筆者の場合は、よく行く郵便局で働いている人(現地人)と親しくなったことがあります。

用事で郵便局に行っては話したり、たまたま会った時に話し込んだり・・・

そこからご縁ができて、大変なときに手をかしてくれたこともありました。

 

また、よく子供をつれて行くいくつかの病院の人はほぼ顔見知りだったため、子供のことでいろいろ相談に乗ってもらったりもしました。

 

邦人の美容師さんともよく話していて、友達を紹介してもらったこともあります。

 

こうやって書き出してみると、本当にいつどこで出会いがあるか分かりませんね。

 

店

 

友達の紹介や見知らぬ人の参加はなるべく断らない

友達が新しい友達を紹介してくれたり、2人で会う予定がなぜか3人・4人と増えるということも、なぜか海外にいるとよくありました。

もちろん最初は全く知らない人なのですが、こういう新しい出会いは大切にするのがおすすめです。

孤独になりやすい海外生活では、少しでも多くの友達がいたほうが良いです。

怪しい人やあまりに危険な感じがする場合はダメですが、安全そうな人であればとりあえずは会ってみるのが良いです。

たくさんの人に合えば、その中の1人・2人とは気が合うかもしれません。

 

筆者もたまたま紹介してもらった友達と気が合い、どんどん親しくなり、これからも一生付き合っていけそうな大切な友達がいます。

 

飾らずに心から内面をさらけだせる友達の存在は、ホームシックにかかったときとても心強いです。

たとえ少し離れたところに住んでいても、電話で話すだけでも気が紛れます。

また、同じように頑張っている友達がいるだけで、辛いときとても励みになります。

自分が合う人と親しくなれば良いので、その友達の国籍はあまり関係ありません。

友達

 

 地域のイベント、外国人や日本人の集まりなどにも適宜参加して

 新しい人に出会いたいのに、なかなか新しい出会いを作れない!というときは、身近な催し物に参加してみるのがおすすめです。

滞在している国にもよりますが、教会や寺院などが地元に密着していることも多いです。誰でも参加できるイベントも多いので、抵抗がなければ一度見に行ってもよいでしょう。

また、在住の外国人向けの地域の集まりがあれば、顔を出してみるのも手です。

日本人ではなくとも、立場が同じになる「外国人」とは打ち解けやすいです。

もし日本人向けの集まりがあれば、同じ境遇の人と出会えるチャンスですので、主催者や参加者とコンタクトをとってみるのことをおすすめします。

 

ただし、行きたくないのに無理に参加するとストレスにもなりえますので、あくまでも人脈を広げる方法のひとつと考えてください。

 

海外のその土地だからこそできる趣味を持つ

日本でしていた生活が「良く」思えてしまうからこそ、ホームシックになります。

海外では不便な事や大変なこともおおいですが、逆に言うと、「日本では絶対にできなかった事」ができる環境にいます。

 

海外で夢中になれる趣味を見つけて、その趣味に没頭してしまえば、日本のことを考えること自体が減ります。「今はこれに夢中だから、日本への一時帰国はできない!」そう思える何かを見つけてみてください。

 

筆者も海外で見つけた趣味(音楽)があり今も続けています。

日本でもできますが、ずっと日本にいたら絶対にしていなかっただろうし、していたとしてもそれほど楽しめなかったかもしれません。

これについてはまた別の記事で紹介します。

 

「趣味」を持つことで自然にできる人脈というのもありますので、仕事以外で自分は何に興味があるのか、一度真剣に考えてみると良いと思います。

音楽

 

普段から外に出ていろんなことに興味を持つ

街のお祭りやイベントごとなど、ほとんどの場所でときどきは何かしら催し物もあります。

意外なところで意外な「事」との出会いがあることも多いです。

 

筆者は最初、子供関連で出会った友人に「コーラス」に誘われました。

歌はそんなに興味もなく得意でもないけれど、とりあえず行ってみたところ、他の楽器をしている人たちにも出会いました。

そんなこんなで音楽に再び興味が湧いたのが始まりでした。

 

またあるときには、ひょんなことから友人に誘われて、スポーツの応援(日本チームの応援)に泊りがけで参加したこともあります。

 

街を歩いているだけでも日々発見があり、新しい「こと」へチャレンジできる機会が生まれたり、何かしらヒントを得ることができます。

ホームシックの兆しを感じたら、自分の中に新しい「何か」を取り入れられるよう、外へ出て現地の情報を集めてみてください。

インターネットも普及していますが、それでも地域の情報は、実際に自分の足と行動で得た方が早く正確だと感じます。 

インターネットで検索を延々と繰り返すよりは、家の近くを歩き回って人に声をかけたほうが早いと筆者は感じました。

街

 

ホームシックになった自分を認めてあげて

そうはいってもホームシックになるときはなるし、海外で日本が恋しくならない人なんていません!

何をしてもホームシックになってしまうときは、そんな自分をただただ認めてあげましょう。

海外で生活することは、想像以上に大変なことです。住むだけで、生きているだけで大変なこともあります。

そんな環境で頑張っている自分を、とことん褒めてあげてください。

筆者が何度も思ったのが、「日本の暮らしのレベルはかなり高い」ということです。

世界有数の暮らしやすい国で生まれ育ったのですから、外国の暮らしが厳しく感じるのは仕方ないことです。そう思うとずいぶん気持ちが楽になりますよ。

 

海外生活を頑張ってきたことを認めて、たまには自分を甘やかしてあげることをおすすめします。

プチ・贅沢をして有意義な時間を過ごす

贅沢の基準は人によって違いますが、普段我慢していてなかなかできないことをしてしまいましょう。いつもよりちょっと豪華な食事でも良いし、買い物でも良いし、何でも良いです。

たまには「海外で頑張っている自分にご褒美」をあげてください。

別に誰かに頼まなくても、自分で自分にあげてしまえば良いです!

 

また、贅沢というのはお金をかけることだけではありません。

時間を有意義に使うことも、贅沢のひとつです。

普段忙しく、自分のためにあまり時間を使っていないと感じたら、きちんと1日を自分のために設けて、有意義な使い方をしてください。

 

大切な人と自然の多い場所へ出かけて、何もしない時間をすごし、自然の恵みを身体で感じてみても良いと思います。

ハート

 

日本食を食べる

日本食レストランがあれば、そういったレストランへ行っても良いですし、簡単な和食を自分で作って家族で食べたり、親しい友人(日本人の友達)を呼んで一緒に楽しんでも良いと思います。

いつもとちょっと違うことをすることで気持ちが晴れます。

 

筆者の住んでいた国の日本食レストランはレベルが低く^^;、行っても後悔することばかりなため、家で一緒に作ることが多かったです。

「ちらしずし」や「お好み焼き」は、海外でも比較的簡単に作ることができます。

束の間でも日本気分を味わうことで、気分がすっきりしますよ。

 

ちらしずしの簡単な作り方は以前の記事でも紹介しています。 

www.sararalife.work

日本映画やドラマを見て日本語に浸る

日本語を普段使わない環境というのも、日本で生まれ育った日本人にとってストレスとなりえます。(自覚していなくても、実際はストレスを受けているんです)

筆者も子供が生まれる前は日本語を使う機会がかなり少なく、日本語を忘れそうになったこともありました。

ときどきは母国語に浸って、自分を解放してあげることも大切です。

以前は日本映画を見るのはなかなか大変でしたが、現在はNetflixなどを利用すればかなりのコンテンツを見ることができます。

 

字幕つきのものであれば、日本語が分からない家族や友達とも一緒に楽しむことができます。

 

 どうしてもダメなときは一時帰国を!

海外といってもいろんな国がありますし、状況も人によって様々です。

どうしても無理なときは、一時帰国に向けて動いた方がよいこともあります。

単なるホームシックではなく、心身が心底疲れているケースもあります。

この判断ができるのは自分だけです。自分がダメと思ったら、自分を助けてあげられるのは自分しかいません。

何をどうしても心身の回復が見込めそうになく、一時帰国が必要と判断した場合は、帰国ができるように周囲にすぐ相談してください。

 

海外で生活していると、常に緊張状態が続くことになります。

たとえ短い期間であっても、日本で休養をとることで自然と元の生活に戻れたりもします。

「海外でうまくやってけないのは自分がダメだから」という風には考えないでください。

 

(現地の状況&日本の状況などで)仮に一時帰国ができなくても、周りに相談することで解決するケースもありますので、辛い状況から抜け出せるように、SOSをハッキリと出してみてください。

SOS