トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚、バイリンガル子育て、海外生活、英語(または多言語)を主なテーマとして、筆者の体験をもとにした役立つ情報を発信していくブログです 

読書が苦手な子供にも効果が!【外国語・英語】急に外国語の読解能力が上がった意外なアプローチ法まとめ

1年程前まで、「全然読み書きができない」と毎日のように頭を抱えていましたが、最近の娘は現地小学生用の読解テキストをこなせるまでになりました。

数か月くらい前から急激にできるようになったように感じます。

以前の記事では「外国語」をどう教えこむかということを書きましたが、実際には意外な方面から外国語が伸びていたことに気づきました。今回の記事では、意外と気づかない「別のアプローチ法」をまとめて紹介します。

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読書

 

母国語の読解力は、外国語の学習にも直結!

バイリンガルで子育てをしている場合はとくに、外国語の力をいかにつけるかということに注目しがちです。筆者も毎日工夫しながら我が子に外国語を教えていますが、実際、母国語の読解力はかなり影響があると実感しています。

 

日本語が幼稚園児レベルの子に、いきなり小学生以上の外国語を教えても理解できませんよね。そのため、我が家の場合、今は日本語が1年程先、外国語は1~2年遅れくらいでということにしていました。

 

遅れているほうをいかにいかに補って追いつかせるかばかりに躍起になっていたのですが、日本語の読解力がぐんと伸びた後、なんと、遅れていたはずの外国語がいきなり、急に伸び始めたのです。

 

 

日本語の読書量が何よりも影響!細かい文字に抵抗があるときは?

やはり日本語であっても読書量がものを言うなと直感しました。

日本語の読解が急にのびてきたあと、なんと、何もしなくても外国語の「読み」の力もぐっと上がりました。

読めると書けるようにもなってくるため、全体的に読み書きの力がアップしました。

 

 

娘の場合、まず日本語であっても、文字そのものに抵抗があるように感じました。音読をさせれば読むことは読むのですが、自分から文字に向かうという姿勢が圧倒的に足りないなと思いました。

本そのものは好きなようでしたが、文字よりも綺麗な絵や挿絵に興味をしめしてしまい、文字はなんなくしか読まずにページをめくる、ということが続きました。

この状態から抜け出せない限り、いくら読書をさせようとしても、無理やり音読させたり、一緒に読んでいくだけになってしまう・・・

 

 

「自分から興味をもって読む」のが、どれだけ大切かに気付いたものの、ずっと手がかりがつかめませんでした。

 

ここからは、ひとつの例として、そんな娘の読書量が格段に増えるきっかけとなった本のジャンルを紹介します。

年齢は小学校低学年程度です。

 

子供によって興味もさまざまですし、本人の様子をみながら試していくのが一番だと思いますが、一例としてみてみてください。

 

読む

どうして文字を追えない?

娘の場合、文字ばかりの本を目の前にすると、それだけで気持ちが逃げていました。

実際、文字量が少なく、ページごとに挿絵のある「童話シリーズ」などは問題なく読めるのですが、年齢相応の読書ができるようにと、文字の多い本を勧めてみても、なかなか読み進められませんでした。

 

一番最初に反応がよかったのが伝記の漫画

読書量を増やすきっかけとなったのが、「漫画版の伝記シリーズ」でした。

伝記ものは漫画でも文字の量がとても多いのですが、漫画になると読みやすいようで、かなり熱中して読んでいました。

 

それでも最初のうちは、大分文字を飛ばして読んでいたと思います^^;

お気に入りの一冊を繰り返し読んだり、興味のある偉人の本を次々に読む事で、細かい文字を読むクセをつけられたようです。

 

有名な偉人だとたくさんの出版社が手掛けていますし、もちろん文字だけの伝記もあります。漫画で読んだ人の伝記を、比較的読みやすそうな出版社の版を選んで読ませることも可能です。

 

娘は「女性」の偉人ばかり選んでおり、「表紙の絵が可愛いかどうか」で選んでいましたが^^;本人が興味を持って読むことが、集中力につながると強く感じました。

 

 

絵から入って文字につなげる!誘導が絶妙なトキメキ夢文庫

文字が多めの 漫画は読めるようになっても、なかなか小説につながらない!

と思っているとき見つけたのが、トキメキ夢文庫というシリーズです。

女子の心をつかむ可愛い漫画部分からスタートするのですが、序盤以外の基本部分は文字ばかりの小説仕立てになっています。

娘が最初に読んだのはロミオとジュリエットなのですが、途中の有名な部分にも漫画がちらっと登場します。

「ジュリエットのドレスが可愛い」という理由で選んでいますが、どんどんお話のなかに引きこまれていきました。

一番大変なのはお話の最初の部分のようなので、漫画の絵があることでどんなお話か想像しやすいうえ、続きが読みたくなる!というまさに願ったような作りでした。

 

絵を交えながら作品の紹介や小ネタも描いてあるので、名作に対する理解が深まるところも良かったです。

 

このシリーズはいくつか出ているようですが、「フランダースの犬」や「あしながおじさん」など名作ばかりですし、少女マンガのような変な心配もなく、安心して読ませられるなと思いました。

 

ちなみに「ロミオとジュリエット」には、「白鳥のみずうみ」や「くるみわり人形」「ねむれる森の美女」も入っており、音楽も好きな娘は熱中して読んでいました。

最後のほうのお話は漫画部分は少ないですが、どれも簡潔に分かりやすくまとめてあるため、小学校低学年でも無理なく読めるなと思いました。

 

筆者も「ロミオとジュリエット」は読んだことがありますが、原作はとてもじゃなく小学生が理解できるような雰囲気ではないため、こういったシリーズは本当に助かりました。(ロミオとジュリエットは、表紙が綺麗という理由で娘が一度難しいバージョンを図書館で借りたのですが、難しくて挫折しています^^;)

 

このシリーズがきっかけとなり、子供向けの世界名作シリーズなども読めるようになっていきます。

 

このシリーズは学研が出しているようで、ちょうど小学校低学年の力で読めるようにできています。まだ児童文庫のように細かい文字のものは読めないですし、絵本だとちょっと文字が少なすぎる、今の微妙な年齢にぴったりでした。

それほど無理強いせず、子供が「これ!」と言ったものを買うと、夢中になって読んでいます。

 

図書館では文字量や挿絵のバランスがちょうど良いものがなかなかないため、我が家では毎月1冊ほどのペースで本を増やしています。

娘の場合、たくさんの本が家にあってもすぐに興味をなくして読まなくなるため、一冊ずつちょこちょこ増やしていくのがちょうど良いようです。

次を何を読む?と相談するのも筆者も楽しいですし、このシリーズは大人はすぐによめるため、感想を話し合ったりも時々します。

 

その後の外国語の調子は?

 日本語で読める文字の量が格段に増えたことで、外国語でも絵本レベルのものであればすらすら読めるようになってきました。

ただ文字を読むだけでなく、本の構成などをある程度つかめるようになってきたためか、少し前はずっと詰まっていた箇所も、すーっと理解しながら読めるようになってきました。

 

この出来事があったあと、「文字への抵抗」が原因だったことがはっきり分かりました。

英語を始めとする外国語を勉強していて、行き詰まった場合、日本語の読解力を先にあげるのも手なんだなと思いました。

 

上で紹介したレベルの日本語の本がしっかり理解できるようになると、英語であればこのくらいのレベルの絵本が読めるようになります。

 

スイミー(英語版)

 

これは日本語版が小2の教科書の最初のほうにも載っています。

 

がまくんとかえるくん(洋書)

”これも小学校2年生の教科書に登場します。

おなじみのお話なので、3年生以上の英語を勉強している子にもおすすめです。


Frog and Toad Are Friends (English Edition)

 

どちらのお話も英語で読んでみると、日本語の訳が結構独特だということに気づきます。日本語としてはとても美しく綺麗なのですが、意訳されている箇所も多いです。

とくに「がまくんとかえるくん」は、最初に教科書に載っていた日本語版を読んだとき、「かえる」と「がま」の何が違うの????と思いました(笑)

"Frog and Toad"という原題のほうが、どんな動物かはイメージしやすいですよね。

英語で読むとそういった翻訳本でよくある謎がとけていくので、大人が読んでも面白いと思います。